疲労回復レシピ!豚肉を使った「芋煮」

疲労回復レシピ 芋煮 スポーツ栄養

秋は芋煮シーズンです! 芋煮とは河原で“里芋”が入った汁物を作る東北由来の食文化・郷土料理です。芋煮といえば全国的には山形風(牛肉醬油味)のイメージが強いですが宮城風(豚肉味噌味)も人気です。生粋の宮城県人な私は宮城風芋煮を食べて育ちました。

今回は豚肉繋がりで宮城風芋煮をご紹介します。

糖質となる里芋、たんぱく質の豚肉と様々な野菜やきのこ類が入っているので、これだけで栄養バランスが取れています。コンディションを整えたり疲労回復に向いています。練習、合宿などでの炊き出しメニューとしてもとてもおススメです。

スポーツする方への食事は競技やタイミングにより食材や調理方法の取り扱いに注意してあげた方が親切です。例えば、宮城風芋煮では豚バラ肉が使われることが多いですが豚バラ肉は脂肪が多いので、今回のレシピでは風味づけのために豚バラ肉を少量にし、脂肪がより少なめの豚肩肉をメインに使っています。また、試合前後や消化器の調子が良くないときは油分の他に食物繊維を控えめにすると良いでしょう(例えば里芋やこんにゃく、きのこ類は少量にとどめる。または入れない選択も)。

【宮城風芋煮】4~5人分

■材料
豚肩肉薄切り 70g
豚バラ肉薄切り 30g
里芋(冷凍)  8~10個
にんじん 1/4個
大根 100g ※パプリカの色はお好みで
白菜 150g
こんにゃく 70g
えのきだけ 50g
豆腐 半丁
ねぎ お好みの量
赤味噌(仙台味噌) 60g
水 700ml

■作り方
①材料を切る。にんじん、大根はいちょう切り。白菜は一口大に。えのきだけは1/2の長さに。ねぎは斜め切りに。こんにゃくはスプーンですくうように一口大を作り(形がいびつなのがベター)気になる人はアク抜きをする。豚肉は約2cm角に切る。

②鍋に水とにんじん、大根を入れて沸騰させる。

③豚肉を入れてしばらくしたらアクを取る。豆腐とねぎ以外の残りの材料を入れてそのまま煮込み、味噌を入れて味噌の量で味を調整する。

④豆腐をスプーンでいびつにすくって鍋に入れる。ねぎを入れて完成!


とっても簡単で、冷える季節にもぴったりなので、よかったら作ってみてくださいね。

Credit

伊藤百合子さん
宮城県在住。現役秘書。趣味のテニスをきっかけに食事や栄養に興味を持ち、食の学びを開始。テニスで6年間スポーツ栄養を実践した経験などを活かし、食生活デザインコーチとしてスポーツ競技力アップや健康のため子供の成長のための食生活改善サポートをしている。また、プロコーチとしても活動中。キーワードは“バランス”。バランス感覚、安定感、柔軟性が強みであり、その人が持つ個性を背景を大切にサポートを行っている。フィットネスフードデザイナー、アスリートフードマイスター1級、等。
https://bstyle-miyagi.com/

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