常に食品が入っている冷蔵庫は、普段なかなか掃除ができない場所。ぜひこの大掃除シーズンに溜まった汚れを一掃して、清潔な冷蔵庫で新年を迎えたいですね。そして、せっかく食品を全て出して盛大に冷蔵庫の大掃除をするなら、ついでに収納の見直しもしたいところ。前回の記事では、見直しの際に参考にしていただけるような、冷蔵庫収納のコツをご紹介しました。

【冷蔵庫の大掃除】並行して整理整頓も! 清潔をキープしやすい“100均アイテム”を使った収納法

引き続き今回は、冷凍庫について収納のコツをご紹介します。冷凍庫といえば、仕切りの少ない深型の引き出しだったり、棚板の少ない大きな空間だったりするため、食品を重ねてしまい何が入っているのかわかりにくくなってしまいがちなスペース。結果、消費期限のとっくに過ぎた食品や、真っ白な正体不明の化石が発見されることもしばしば…。

また、食品が解凍されてしまうので、なかなかしっかりとした掃除ができず、ポロポロとこぼれたカスが放置されて不衛生な空間にもなりやすい場所です。そこで今回も、手に入れやすい100円ショップのアイテムを活用しながら、見やすくて汚れにくい冷凍庫になるアイデアをご紹介します。

『密閉容器』を使って“立てる”収納法

深さがある冷凍庫では、袋入りの冷凍食品や、保存袋やラップに包んだ食品などをそのまま放り込んでしまっては、目当てのものが探しにくくなってしまいます。専用の仕切りを設置したり、ボックスで仕切ったりなどしてから立てて収納することが必須。また、ラベルやラベル付きクリップなど活用して内容や日付など記載しておくとわかりやすいです。

なかでも特におすすめしたいのは、100円ショップの薄型密閉容器を活用するアイデア。

筆者宅の冷凍庫には、セリアの『WHITY PACK』シリーズがぴったりでした。よく冷凍保存する食材ともサイズの相性が良く快適です。薄型の容器に入らないイレギュラーな食材は、奥にボックスを設置して収納しています。

お手持ちの冷蔵庫の寸法に合わせた個数を並べて、空っぽのときも冷凍庫に収納すれば、倒れずビシッと見やすさをキープ。

食品名を明記するために貼っている『チョークボードシール』は、ポスターカラーで書いて、水とメラミンスポンジでサッと消せる便利アイテム。何年も剥がれずに使えている丈夫なシールです。

ちょこっと食材は『細長トレー』で使用順序をわかりやすく

余ったご飯やお弁当に使いたい少量の残り物など、細かい食材の収納にはトレーが便利です。特に細長いトレーで区分けすれば、手前から順番に使うルールがわかりやすくなります。

筆者宅ではセリアの『引き出し整理ボックス』が活躍。よく保存する食材の大きさと冷凍庫の奥行きに合う使いやすいトレーを探してみましょう。

少量ずつ使う食材は『ふりかけ式容器』で手軽にフリフリ

料理のトッピングに使うアサツキやパセリなどは、少量を使うために頻繁に容器を開閉しなければならず、クズもこぼれやすいですよね。そこで便利なのがセリアの『シャカシャカねぎポット』。中でかたまりにくい構造になっているのが魅力的な容器です。

アサツキやパセリだけでなく、ホールコーンやむき枝豆、ブルーベリーの冷凍などにも使えますよ。

　私たちが毎日欠かすことなく営む食生活は、栄養成分を供給して身体の健康を維持することと、おいしさを楽しむという心の栄養源を目的とします。そのためには、安心して飲食できる食品であることがとても重要。汚れの堆積や雑菌の繁殖のない冷蔵庫を保つことは、食品衛生における基本ともいえますね。

今回の冷凍庫の収納法でも、個別に汚れを掃除できることを意識しています。冷凍食品のカスがこぼれても収納している薄型保存容器を洗うだけでサッパリしますし、細かな食材のクズもトレーを洗うだけでOKです。

適度な数量の収納グッズを活用すれば、汚れの蓄積を防ぐことができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

コラム作成：角順子

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［日本ヘルシーフード協会からのお知らせ］

今回のコラムを書いてくださった角順子さんのブログでは、今の時期にぴったりなお料理やスキンケア、便利グッズ、他にも生活する上で知らないと損！有料級の知識がたくさん紹介されています。皆さんもブログに足を運んでみてくださいね。

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